
はじめに

築数十年の古民家が、今まさに生まれ変わろうとしています。伝統的な日本家屋の風情を残しながら、現代の快適性を取り入れたリノベーション。このプロジェクトは、単なる修繕ではなく、古き良き時代の記憶を未来へ紡ぐ物語です。
外壁解体から見えた新しい可能性
古民家の外壁を解体する瞬間は、少し寂しくもあり、同時に期待に胸が膨らむ瞬間でもあります。長年この家を守ってきた壁が取り除かれ、新しい外壁を作る準備が着々と進んでいます。

白い防水シートが全面に貼られた外壁は、まるで真っ白なキャンバスのよう。ここから新しい住まいが描かれていくのです。注目すべきは、伝統的な日本瓦の屋根はそのまま残されていること。この美しい瓦屋根こそが、この家の歴史と品格を物語る重要な要素なのです。

サッシの入れ替えで印象が一変

そして何より印象的なのが、新しいサッシへの入れ替えです。以前の古いサッシから、大きな開口部を持つ現代的なサッシに変更することで、室内の雰囲気は劇的に変化しました。

大きな窓からは、周囲の美しい自然の景色が一望できます。山々の稜線、季節ごとに移り変わる木々の表情。これまで小さな窓から覗いていた景色が、今では部屋の中にいながらパノラマのように広がります。開放的という言葉がぴったりの空間に生まれ変わりました。

室内も着々と進化中

室内では、断熱材がしっかりと施工され、現代の省エネ基準に適合した快適な住空間を実現しています。木製の構造材が露出した状態は、まさに家づくりの骨組みを見るようで、職人の技術と丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。

新しい窓から差し込む自然光が、工事中の室内を明るく照らします。この光こそが、完成後の住まいがどれほど明るく快適になるかを予感させてくれます。

古民家のリノベーションは、単なる建物の修繕ではありません。それは、過去から受け継いだ記憶と文化を尊重しながら、現代の快適性と機能性を融合させています。
古き良きテイストと生まれ変わった建物
この言葉が最もふさわしいこのプロジェクト。伝統的な日本瓦の美しさ、周囲の自然との一体感、そして大きな窓から広がる開放的な空間。全てが調和し、新しい価値を生み出しています。

完成が待ち遠しい、素敵な古民家再生プロジェクト。次回は内装工事の進捗をお伝えします。どうぞお楽しみに。

